3分でわかる!ゆかたの着付けに必要な7アイテム

7・8月はゆかたシーズンも本番!
『ゆかたを着るには何が必要ですか?』と
よく聞かれるようになりました。

 

というわけで、この記事では
ゆかたの着付けに必要なものを
写真付きで説明したいと思います。

 

自分で着るのも、着付けをお願いするにも
これがあれば大丈夫!

 

ゆかたを着よう!と思ったら
以下のアイテムを揃えてくださいね!

そもそも着付けって必要な物があるの?

洋服と違ってゆかたや着物に着付けには
ゆかたや着物、帯の他にも
『和装小物』と言われる紐などの道具が必要になります。

 

超簡単に説明すると
着付けは着物やゆかたに仕立て上がった布地を
身体に巻きつけて紐で固定する
というイメージになります。

 

着てしまうと紐などは外からは全く見えないので
分かりにくいところだと思います。

 

着崩れを防いだり、キレイに着るために
いくつか必要な道具がありますので紹介します。

 

 

ゆかたの着付けに必要な小物7アイテム

それでは着付けに必要な小物7アイテムを紹介しますね!

 

❶ゆかた

 

❷半幅帯(はんはばおび)

帯の幅が 端から端まで一定です。
寸法は
幅が16から17センチ程度
×
長さは3.6mから4mぐらい
長さが4mほどあるものは
羽根をたくさんとりたいような複雑な帯結びに向いています。
が、
貝の口などの古典的でシンプルな
帯結びの場合は
4mの長さは長すぎると感じる方が
多いと思います。
↓貝の口

❸肌着(はだぎ)

洋服でいう下着です。
1枚着ると透けにくくなり安心です。

また、
ゆかたが汗で肌に直接張り付くことを防ぎます。

 

肌着を一枚着ると、
風を通す隙間ができるので
肌着を着る方が涼しく感じる場合が多いです。

 

❹補正用(ほせいよう)タオル 3枚

用意できるなら白地がベスト
色がついたものは
ゆかたから透けてしまうことも。
タオルに入ったロゴの色も
薄い色のゆかただと透けてしまうかもしれないです。

 

タオルは横に長く折り、
肌着の上からウエストに巻き
身体の凹凸が少なくなるよう整えます。

これをするだけで着崩れが防げますし、
タオルを巻くことで汗取りになります。

また、
補整のタオルの上に腰ひもを巻けば
紐が身体に直接当たらず身体に負担がかかりません。

 

❺腰ひも(こしひも)3本

身体に巻いて締めることで
ゆかたや補正のタオルを身体に固定します。

❻伊達締め(だてじめ)1本

伊達締めは分かりにくさNO.1アイテム
(若女将アッコ調べ)

襟元を押さえる“胸紐”の上に締めて
衿もとを面で押さえます。

 

 

 

❼前板(まえいた) 1枚

伊達締めと半幅帯のあいだ、
もしく
半幅帯の一巻目と二巻目に挟みます。

 

身体に巻きつけ締めた半幅帯がシワにならないよう整えます。

 

以上7点です。

 

ゆかたの着付けにはまずこれだけ揃っていれば大丈夫です。

 

あとは
・下駄
・カゴバック

この2つがあれば出かけられます。

写真どおりの小物じゃないとまずい???

『肌着』とか『伊達締め』とか
和装小物を一口に言っても一つのアイテムでもいろいろな種類があります。

 

❸から❼は

絶対に写真と同じものでなければダメ!
ということはありません。

ご自身の家にあるもので大丈夫です。

 

ただ、

それぞれの小物に役割があるので、

必要とする小物の数は変わりません。

 


いかがでしたか?

 

写真で紹介したものはごく一般的なものです。
着物屋さん、呉服屋さん、デパート、ショッピングセンターなどで
手に入るものばかりです。

 

和装小物は言葉に馴染みがないので難しく感じることもあると思います。
が、『習うより慣れろ』の心意気で着る機会が増えていけば自然に覚えてしまうと思います。

 

今年の夏はぜひたくさんゆかたを着ていただきたいと思います!

 

 

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