今夜は七夕☆星に願いを 知られていない 七夕さまが叶えてあげたい願いって…!?

今日は七夕。
みなさん、短冊にお願いごとを書きましたか?

 

 

実は、
七夕さまにお願いすると特に叶いやすい
お願いがあるというのです!

七夕当日ですが まだ間に合います。
どんなお願いなら聞いてもらえるのか?
お届けしますね。

 

叶いやすいお願いとは???

それでは、
七夕さまにはどんなお願いが聞き入れて
もらいやすいのでしょうか?

 

それはやはり

織姫さまに関すること・・・

  • はた織り
  • お裁縫

 

など、

やはり『姫』だけあって女子力高めなお願いですね(笑)

 

他には

  • 学芸

 

  • 書道

 

  • 琴・三味線・踊りなどの芸事

これらの上達に関するお願いごとなのです。

 

昔は

七夕にお願いごとをするといえば

女性の大切な仕事だった

はた織りや裁縫などの上達を祈りました。

 

しかし、
時代とともに 芸事の上達など内容が多岐に
広がっていったのです。

 

というわけで、
宝くじ7億円あたりますように・・・という
お願いは七夕さまにはなかなか難しいお願い
のようですね(笑)

あしからず…

 

芸事の上達ということから
現代では
バレエやダンス、歌、楽器などの芸能や
表現の上達のお願い
は聞いてもらえそうですね!

中国と日本二つのルーツを持つ七夕

七夕と言えば

織姫彦星の伝説

はご存知の方が多いと思います。

 

この織姫彦星のお話、
中国の乞巧奠(きこうでん)

平安時代に日本に伝わったものがルーツです。

 

牽牛・織女の二つの星の願いがかない、
年に一度この日に会えるという伝説ですね。

 

これとは別に日本では

古事記に登場する
棚機女(たなばたつめ)

を信仰していたことにも七夕のルーツがあるのです。

 

この二つのストーリーがうまく交じり合って
七夕にお願いをするという風習が生まれました。

七夕ときものの深い関係

そもそも

なぜ私がこの七夕と取り上げたかといえば、

 

きものや帯を作ったり・商う繊維業と
七夕は非常に深〜い関わりがあるからなのです。

↑ 京都・俵屋旅館さん 七夕の室礼
中央に糸巻きがありますね。

 

古事記に登場する
『棚機女(たなばたつめ)』
とは織物を織る女性をさします。

 

汚れを知らない女性が『棚造りの小屋』※
にこもって俗世から離れ、
神さまに捧げるための神聖な布を織る

という習慣があり、信仰の対象だったそうなのです。

 

「七夕」を『たなばた』と読むのは
『棚機女(たなばたつめ)』
の習慣からきていると考えられています。

 

現代でも、布を織る装置のことを
《機(はた)》といい、
手織りの帯や紬のことを
《手機(てばた)》
《手織り機(ておりばた)》
と言います。

 

織物・繊維業にたずさわる人々にとっては、
一年に一度とは言わず
日々 感謝を捧げる対象なのですよ。

 

七夕にそうめんを食べる風習がある地域が
あるのですが、

これはきものを織る機織りに使う白い糸を
そうめんに見立てて食べるようになったとも
言われています。

 

※棚造りの小屋とは、
《布を織る間だけ借りる家》という意味。

棚造りの「棚」とは、

俗世から女性を離すために
高い柱で支えられており 、

家の高い所に置いて神様を祭っている

「神棚」と同じような物という意味があります。
とても神聖なものだったのですね!

 


いかがでしたか?

私の身近では
“お裁縫の上達”ということで
きものの仕立てをする和裁士さんは七夕の節句を
大切にしている方が多いです。

 

私も今夜は
みなさまのお役に立てて、
さらに楽しんでいただけますよう
エンタメブログ芸⁈ に磨きがかかるよう
表現の上達を祈りたいと思います。

 

ステキな七夕をお過ごしくださいね。

 

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