〇〇さえあればきものが着れる!? きものを着るためのコアなアイテムっていったい? 

このブログは

着物を着てみようと思ったけど

あれこれ用意するものが多すぎ〜〜〜(涙)

最低なにがあればいいの?

という方に向けて書いてみました。

 

これさえあれば着物は着られる ?

着物を着るには『着付け』が必要です。

そして、

着付けにはある重要な道具『◯◯』が絶対に必要なのですが・・・

それっていったい・・・?

着付けの手順を追って考えてみましょう!

 

そもそも『着付け』ってどういうもの???

着付けをシンプルに4行で説明すると・・・

 

①着物の丈と身体の幅を合わせて布地を身体に巻きつけ、

その上から腰にひもを巻き付け 留める(固定する)

この役割するひもを『腰ひも』と言います。

 

②衿元をVの字になるように位置を決めて、

胸の下にひもを巻きつけて留める(固定する)

この役割するひもを『胸ひも』と言います。

 

たったこれだけです。

大まかにこの二つのプロセスで着物はで着られます。

 

というわけで、

着物を着るためにはまず『ひも』が必要ですね。

なので、◯◯の答えは『ひも』です。

 

わたしは 着付けの基本は、

位置を決めて布地を身体に巻きつけ、 

動かないようにひもを巻きつけて固定すること』

と感じています。

 

 

 

着付けには いったい何本の紐が必要なの?

着物を着るためには

腰ひもと胸ひも

必ず二本必要とお話ししました。

 

これに加え、

長襦袢の衿を固定するひもが必要です。

 

なので、

必ず3本が必要なります。

 

『腰ひも』って何センチ?
体型によって変わるもの?  どこで買える?

ご自宅にあるひもならどんなひもでもいいか?

というとそういうわけでもなく、

市販品を使うことが一般的です。

 

市販品の長さは

身体を2周して結ぶので、だいたい210センチです。

 

これに加え身幅のふくよかな方用の

『長尺』(ながじゃく)と言われるものがあります。

こちらは40センチ長く、250センチほどです。

 

ちなみに

長尺とは反対に短尺はあるかというと

・・・

ないです(笑)

 

細身の方で『ひもが余ってしょうがない!』という方は

適度な長さで端を切って長さを調整してOKです。

 

手に入れるには、

呉服店・デパートの呉服売り場などで

『腰ひも』が欲しいといえばすぐに用意してもらえます。

 

腰ひもの素材ってなに?

腰ひもの素材はさまざまです。

使いやすい素材と特徴をご紹介します。

 

①モス(ウール・毛) オススメ度 ☆☆☆

特徴:もっとも一般的。適度に締めれば

繊維の摩擦が大きいので緩みにくい。

身体に巻きつけたときもかさばりにくく、食い込みにくい。

 

②正絹(絹100%) オススメ度☆☆

特徴:なめらかで滑りがよく締めやすいが、

使ううちに細くなり身体にくい込みやすくなる。

 

③ポリエステルなど化学繊維  オススメ度☆

特徴:

素材の特性で 締めにくく滑りやすいのできつく締めても緩みやすい

 

以上が一般的で、手に入りやすいな素材です。

腰ひもとひとくちに言っても、

素材それぞれの特徴があり、使う方の好みもあります。

 

身体にラクな着付けにこだわる方は、

腰ひもはすべりにくい素材のモス

胸ひもは締めすぎなくていいから正絹・・・など

素材の持ち味と締める度合いにより腰ひもを変えています!

 

まとめとして

いかがでしたか?

着付けのマストアイテム『腰ひも』ですが、

素材などは体型・役割・好みによりところが大きいです。

 

もしご自宅に様々な素材の腰ひもがあるようならば、

ぜひ いろいろ使って試してみてください。

着付けはきれいに着ることが大事ですが、

着ていても身体に負担がなくラクなことも重要です!

自分自身が使いやすく、

身体にしっくりくるものを見つけてみてくださいね。

 

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