知らないと損する!? たった10秒でできるきもの美人術

このブログでは
“たった10秒でできる
カンタンきもの美人術”
をお伝えしたいとおもいます。
たった10秒でできるなら
やらない手はないですよね。

かかるのはたった10秒の必殺技

日々ふだんきものを着るとき、
そしてお客さまに着付けをするとき、
必ずやることがあります。

かかるのは
たった10秒!
でも、
それをするかしないかでは
きものすがたが格段に違ってくる
必殺ワザ
それは…
“鏡で全身を見て
鼻筋から床まで
一直線の線がひけるか確認”
です!
具体的には
鏡から2mほど離れ全身をうつし、
上から順番に
①鼻筋
②長襦袢の衿の合わせ目
③きものの衿の合わせ目
④帯揚げの左右の合わせ目
⑤帯締めの結び目
最後、
⑥足袋の左右の親指の合わせ目
この6点が
一直線上にあるかを確認
します。これだけです。
一直線に線が引ければOK!
もし、
ひとつでも曲がっていたら
この段階でちゃんと修正します。

ひと手間で変わる着付けの美しさ

なぜこのひと手間かけるかというと、
きものすがたの
美しさの決め手は
とにもかくにも
“左右対称”
だからです。
どんなに立派な衣装を着ていても
左右の合わせ目が重なる部分が
中心から数ミリずれていると・・・
見る方は
相手の衣装が似合っているうんぬんの前に
妙な違和感を感じてしまうのです。

 左右対称が重要な理由

どうして左右対称が着付けにおいて重要かといえば・・・
もともと、きものという衣装は
約40㌢×12mほどの
絹や麻・綿などの布地を
直線裁ちにし、
必ず左右対称になるよう仕立てられた
ものです。
着物の反物{22541DF9-AD43-4489-837D-669154F24A22}

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当然、それを身にまとって

平面から立体になったとしても
左右対称になるよう着付け
をします。
鼻筋から床まで直線を引き、
その線に沿って二つに折りたたんだ
としたら・・・
その線を軸に左右対称
左右が必ず重なることを美しい
とする感覚が日本人にはあるのです。

いかがでしたか?

最初は
一直線がなんとなくしかわからなくても
慣れていくうちに、
『きもののえり合わせが
3ミリ右にずれてる』
とか
『帯〆の結び目が5ミリ左にずれてる』
とか
自分の身体のセンターラインに
敏感になってきます。
この
“身体のセンターライン
=身体の軸”
を意識するというのは
実は東洋医学では健康にとっても
効果があるのです。
それはまた、
お話ししたいと思います。

 

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